vol.2 ~身近に感じた IoT・Industry4.0~



東京で降雪があるなど、今冬は寒さが早めにやってきたようですが、
如何お過ごしでしょうか? 


11月は、幕張で開催されたCEATEC JAPAN 2016や
ドイツ ニュルンベルクでのFA展示会など多くの国内外の展示会に出向きました。

また、複数の工場を見学させて頂くことができました。

これらに共通するトレンドはIoT、Industry4.0です。

各社とも、様々なハードをネットワークで繋ぎ、収集した情報を、
ITを駆使して加工し、生産性向上に結び付けられていました。

多くの時間や人手が必要であった分野に切り込んで、
成果を上がられていることを目の当たりにし、
IoT、Industry4.0が身近なものであると実感し、
“今までそうだったので、これが当たり前”などという
既成概念を乗り越えた着眼が要と理解しました。  

 

数年前、当社では、受注から生産・お届けまでの実際の業務/行動内容を
10畳ほどの模造紙に日時、担当者別に洗い出したことがありました。

それぞれの業務の間には、伝達や移動、作業前の段取り、
さらには停滞などが実在しており、商品づくりに直結した業務/行動、
つまり付加価値づくりの部分は全体の10分の1にも満たないことが判明し、
愕然としました。その後、付加価値を生まない部分の排除や圧縮に取組み、
現在の1weekデリバリーに結び付いています。

このように、IoT、Industry4.0活用の要である着眼点づくりに、
付加価値を生んでいない部分を探すことは、極めて有用です。

取組テーマが定まれば、センサーやネットワークを利用して自動化/省人化によって
生産性が向上します。 

 

当社にも、まだまだ生産性が芳しくない部分が残っています。

間接業務も含め、付加価値を生んでいない部分を明らかにした上で、
IoT、Industry4.0の活用により、業務革新、ひいては働き方改革に結び付けたいと思います。 

 

なにかと多忙な師走となりましたが、
想定外が多発した2016年を円滑に締めくくりたいものです。 


追伸 (写真:一緒に出張した仲間たちとリーゲンスブルクにて)

ドイツへ出張した際の宿泊地は、世界遺産の街“リーゲンスブルク”。

ローマ帝国時代から宗教、経済、政治の中心地として発展した歴史が、

街並みに刻み込まれ、まさに“忙中閑あり”、よいリフレッシュにもなりました。 

 

佐谷紳一郎の「日々新た」

本多通信工業 社長 佐谷紳一郎のブログ。 経営に関することだけでなく、政治経済やスポーツなども含め 幅広い分野についての考えや気づきなどを発信。