vol.15 ~明けましておめでとうございます~
明けまして、おめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しく新年をお迎えのことと存じます。
私どもも年末年始をゆっくりさせて頂き、爽やかな気持ちで業務をスタート致しました。
さて、良好な市況で新年を迎えましたが、来年度の事業計画を策定する中で、
最も悩ましい関心事は、工作機械やFA機器の好調がいつまで続くか?です。
人手不足も手伝い、ロボット市場は2桁以上の伸びが予測されている一方で、
高水準な設備投資がいつまでも続くものではないことは業界の誰もが経験しているところです。
ただ、私は「FA市場の底は一段上がった」と感じていますので、
ピークが過ぎても落ち込み幅は限定的ではないかと想定しています。
それでも、好調な時ほど慎重に構えることが経営者の悪癖ですので、
「新工場や大型設備投資が稼働した時期に、需要が一段落する」と言い始めています。
時期のイメージは、2018年夏ごろです。
あくまでも過去に何度も痛い目に合ってきた経験則であり、定量的や論理的な根拠は全くありません。
このように想定しておくことで、多少なりとも準備ができ、
このような状況が現実になった場合においても、
素早く身をかわせ、ダメージを最小限にすることが可能です。
今回のように、スマホ設備、半導体設備、EVシフト、省力化投資など発震源が複数ある状況下では、
一斉にガタガタと崩れるとは思えませんが、
準備としては、好調時にこそお客様や用途などの事業領域を拡げ、
ポートフォリオ・バランスを整えておくべきと考えています。
さて、2018年は人生最後の後厄です。
本厄の昨年は、お蔭様で良い一年となりましたので、その勢いで今年を乗り切りたいと思います。
正月早々に2時間かけて、会社仲間と一緒に、東海七福神めぐりをしました。
皆様にも沢山の福が訪れますように!
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