vol.23~SAP本番稼動~
本多通信工業の佐谷です。
9/1 安曇野工場にて、地域の皆様への感謝を込めて、第6回“HTKまつり”を開催しました。
朝まで降っていた雨があがったこともあり、過去最高の1,700人にご来場頂きました。
たくさんの笑顔を見せてくれた子供たちが、
いつか当社で活躍してくれるようになればいいなぁと思いました。
さて、当初予定どおり、お盆明けの8/20から新基幹システム「SAP S4HANA」が稼動しました。
マスタの設定不備等により周辺システムで不具合が発生しましたが、順調に動き始めています。
今回のシステム刷新の基本方針は、
“当社独特の慣習やルールは廃止、世界標準=SAPに合わせる”でした。
従来、当社では多様な要望に対応した結果、業務もシステムも複雑化していました。
生産性を高めるには、この既存業務の見直しが必須ですので、SAPへの切り替えをその契機としました。
たとえば、多岐に亘っていた、仕入先へのお支払パターンやお得意先への納入伝票をSAP標準に合わせて
数種類に限定しました。
“カスタマイズ=ゼロ”を目標に取り組んだ成果が、お取引の整流化に繋がり、Win-Winの基盤となると確信しています。
今回の諸変更に快諾頂いた関係先様に改めて御礼申し上げます。
さらに、SAP S4HANAは、基幹業務を実行する中でリアルタイムに生成されるデータベースが特徴です。
今後は、この特徴を利用して、勘・経験・度胸にだけ頼るのではなく、
データに裏打ちされた的確なディシジョンを実現してまいりたいです。
そのためにも、まずは稼動後1ヶ月間で灰汁(あく)を出し切りながら、
新業務フローを定着させる“安定化”に全社を挙げて取り組みます。
“残暑 厳しい折”の季節のご挨拶がピッタリはまる今年ですが、急に涼しい日もやってくる時期となりました。
ヒート・サイクルによって体調を損なわれないようご自愛ください。
(写真はHTKまつりです)
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