vol.24~新卒採用~
本多通信工業の佐谷です。
最近、機関投資家さんとの面談にて「SAPを導入します」と申し上げると、
怪訝(けげん)な顔をなさる場合があります。
「ご安心ください!」周辺システムとの連携やマスタの不備による不具合はあったものの、
本番スタートから1ヶ月、円滑に稼働をしています。
新システムに早く慣れる必要はありますが、引き続き、業務改革や生産性向上に繋いでまいります。
さて、10月1日に内定式を開催します。振り返ってみると、来春卒の採用では苦労をしました。
会社説明会に出席頂いた学生数は例年の3分の1、さらに内々定後も辞退で半減しました。
そんな中、有望な学生たちと内定式を迎えることができ、内心ほっとしているところです。
今回の苦戦から、当社の採用活動自体が間違っていたことに気づきました。
東証1部上場とはいえ、“学生での知名度≒ゼロ”な当社が
大手企業と同じようなWEBや説明会などで勝負をしても、勝てるわけがなかったです。
この反省を踏まえて、20年卒の採用活動は、ランチェスターの“弱者の戦略”を採ることとします。
基本は、当社の特徴や面白みをリアルに伝えることができる「接触重視」です。
伝手を辿って、入社5年までの若手社員が走り回ることとなりそうです。
さらに、「HTKまつり」や「松本山雅スポンサー」などの地域活動は、地元で好評を頂戴していますので、
中信地区など長野県出身で、将来はUターンを考えたい(考えるかも知れない)学生へのアプローチを中期視点で強化します。
新人の継続的な採用は、いずれの会社にとっても重要なテーマです。
昨今、採用活動に関する申し合わせの廃止等について議論がなされていますが、
私個人としては、学生ファーストを基本とし、何らかのルールは必要と思っています。
節目がなければ、学ぶにしても遊ぶにしても徹底できず、学生の成長を阻害しかねないのではないでしょうか?
(写真) 9/26 SAPプロジェクト クロージング・セレモニーにて、コベルコシステム株式会社の田野社長様とダルマに目入れ
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