vol.27~平成を振り返って~
新年あけましておめでとうございます。本多通信工業の佐谷です。
皇居には平成で最高の皆さんが足を運び、
両陛下による平素からの国民へのお気遣いに感謝の気持ちを表しました。
私も象徴天皇を体現なさっていることに、心より畏敬の念を抱いています。
さて、振り返れば、平成の30年は振れ幅が大きかった時期と言えるでしょう。
バブルとその崩壊、さらには失われた20年と言われるように、
経済面では昭和の高度成長からデフレ経済へ一転しました。
また、国際政治においても東西冷戦が終了した一方で、ナショナリズムが高まり、
より不安定な方向へ動いていると感じます。
当社にとっての平成も、下図のとおり景気変動に左右され、
アップダウンの激しい30年でした。
今後も変化の度合いが高まることに加え、2度のリストラの苦く辛い経験も踏まえ、
持続的成長ができる企業への進化が当社の課題であることは明確です。
具体的には“ポートフォリオの強化”、つまり軸となる事業を創出することと、
それぞれの軸を太くすることの2点が重要事項です。
単なる多角化や拡大ではなく、自らの社会的な存在価値を見定めた事業を展開し、
すべてのステークホルダーの皆様から信頼と期待を頂戴できるよう精進努力してまいります。
年始のマーケットは先行き不安により、大荒れでスタートしました。
私自身も足元業績に懸念をしていますが、
当社にとっては“ポートフォリオの強化が優先事項”ですので、
中期的視点で果敢に挑戦をしてまいります。
末筆ではございますが、2019年が皆様にとって、良き年となることをお祈り申し上げます。
PS.当社の平成を振り返れば・・・
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