vol.34~老後2000万円問題~
本多通信工業の佐谷です。
ご心配をお掛けしていますが、7月2日に退院し、社内業務を中心に仕事を始めています。
体重が20%減少しました(ズボンがスカスカです)ので、今は体力回復に努めています。
夏季休暇明けからは、平素の活動レベルに戻したいなぁと思っています。
想定はしていましたが、散々の19年度1Qの決算となりました。
米中貿易摩擦に加え、主要カーメーカの生産調整の影響が大きかったことも事実ですが、
本質的には当社ポートフォリオの脆弱さの結果と自戒をしています。
このような状況ですので、19年度を再成長への転換点とすべく、様々な手を打っている最中です。
多少の時間が必要ですが、信頼や期待にお応えできるよう精進してまいりますので、
ご理解を頂戴したく存じます。
さて、過日の参院選で争点になりそうで、ならなかった“老後2000万円問題”。
政府は取り下げましたが、金融庁審議会の指摘は適切とお考えの方が多数でしょう。
人口減少社会に移行する一方で、医療の進化も手伝って長寿化していますので、
現在の公的年金制度だけで、豊かな老後生活を継続することは困難であることは事実です。
増税による公助の強化・充実案もあるでしょうが、
世代間公平を鑑みれば、現役世代に多くの負担を求めることは活力を削ぐことになりかねないと危惧します。
したがって、生活保障的な一定の公助は維持すべきですが、自助も一層促すべきでしょう。
個人投資家向け説明会で、若いご夫婦を見かけることが多くなりましたので、
“よい傾向だなぁ”と思っていましたが、
先日、当社を退職された方にヒアリングをすると、DCの運用が定期預金中心となっていることがわかりました。
年金制度の改定時に投資教育はしましたが、当社では浸透していないようですので、
会社として定期的・断続的な機会を提供せねばならないと感じています。
積立NISAやiDeCoなど税優遇のある制度を組み合わせて中長期投資をすれば、
リスクを小さくしながら、資産形成が可能なことをより具体的に説明してまいります。
(業界関係者ではないですが・・・)
P.S.
SAP JAPANのHPにて、当社のSAP導入事例が紹介されました。
自画自賛で恐縮ですが、結構、格好いいです。お時間があれば、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=GEQYakSWFug
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