vol.35~地域との共生~


本多通信工業の佐谷です。


8月18日に開催された松本山雅FCのホームゲーム(名古屋グランパス戦)を

HTKマッチデーとしてサポートをしました。

J2昇格を果たした2012年にスタートして以来、今回で8回目、

ハーフタイムの花火も真夏の風物詩として定着してきました。

最近は、松本の街中で、“社長、今年も花火を頼むよ”、“本多さん、花火、ありがとう”と、声を掛けられます。

さらにゲーム前にピッチでご挨拶した際に、

私の入院をご存じらしき方から“社長、完全復活!”の激励も頂き、本当に嬉しく、感動しました。

社長に就任して以来、サッカーのスポンサーだけでなく、

まつりの開催、信州安曇野ハーフマラソンへの協賛など、

安曇野工場を中核に、地道に地域活動に取り組んでまいりました。

地域における当社の認知度も高まり、これらの派生効果がジワリと出始めてきました。

20年新卒採用において長野県出身者から多数のエントリー頂けたことは、

その端的な事例と感じます。


これらの地域貢献活動は、業績に直結するものではありませんし、

今年のように業績が芳しくなくとも中断しづらい性格のものです。

しかしながら、行政を含め、地域の皆様との関わりを深め、相互に信頼し、期待する関係を築き上げることは、

“よい会社”になってゆくために必要不可欠と考えていますので、

投資家の皆様にもご理解を頂戴したく存じます。


8月29日に、待ち望んだ厚生棟“AZ House”が工場内に竣工しました。

社員食堂と社員寮で構成される施設ですが、

地域貢献の一環として、災害時には地域の皆さんの一時避難場所としてご利用頂きます。

これからも、安曇野工場を地域との連携拠点、地域向け情報発信拠点と位置づけ、

持続的に、積極的に活動してまいります。


P.S.

試合前のピッチでのご挨拶で、“業績は絶不調ですが・・・・”と切り出しました。

佐谷紳一郎の「日々新た」

本多通信工業 社長 佐谷紳一郎のブログ。 経営に関することだけでなく、政治経済やスポーツなども含め 幅広い分野についての考えや気づきなどを発信。