vol.36~任して任さず~
本多通信工業の佐谷です。
入院・退院から3ヶ月が経過しました。
お蔭様で一時は2割減となった体重もその70% が戻り、学生時代レベルとなりました。
とは言え、全体的には“小ぶり”になりましたので、
体形にあったY体のスーツとするだけでなく、短髪に変え、
眼鏡も小さなものに変えるなどイメージチェンジ中です。
今月末の決算発表は“ニュー・サタニ”で登場しようと意気込んでいます。
乞うご期待!(というほどでもないか・・・・・)
さて、今回は人材育成について考えたいと思います。
一般的には“任せて、育てる”と言いますが、本当にそうでしょうか?
任せるだけで、独自のアイデアで成果を上げ、その過程で成長する人材は決して多くなく、
一方で任せっぱなしのケースでは後悔することが多いように思います。
私は、「任して、任さず」が人材を育てつつ、個々のテーマを完遂する極意と信じています。
具体的には、まず任せる相手と対象テーマの背景や目的を共有することは不可欠です。
要(かなめ)は、初期段階で相手の技量に合わせて、具体策の方向性や考え方を示すことです。
さらに、テーマ推進中にスタックした際に相談されたり、報告されたりする関係を持つことが前提ですが、
相談を受けた際には右・左を判断してあげることが大切です。
さらに、任せているのですから、成功すれば任せた相手の成果、
うまく行かなかった場合は任せた自身の責任と胆に銘じるべきです。
「任して、任さず」に則れば、成功体験を積ませ、成長させることができます。
そして、その繰り返しで、任せる範囲が拡がり、会社も良くなり、自分も楽になると思っています。
なお、「任して、任さず」は松下幸之助氏の薫陶を受け、
松下電工の初代社長となった丹羽正治氏の言葉です。
P.S.
9月にオープンしたAZ Houseに従業員が入寮しました。初日に寮父・寮兄も含め、懇談会を開催しました。
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