vol.45~東商の対コロナ活動~
本多通信工業の佐谷です。
6月29日に株主総会を開催しました。
出席された株主様は10名弱、平素の10分の1でした。
また、多くの株主様に事前の議決権行使を頂きました。
さらに、ご質問も1件のみで、約30分で終了しました。
新型コロナウイルス感染症への対策が必要な中、
ご協力を頂いた皆様に改めて御礼申し上げます。
ただ、投資家様との対話は、当社を理解頂くために不可欠ですし、
気付かされることも多いですので、感染症が一段落すれば個人株主様向けに
東名阪で事業説明会を開催する予定ですし、機関投資家様との個別面談も
積極的にお受けしたいと思っています。
さて、本稿で幾度か紹介していますが、
私は東京商工会議所の中小企業委員会の委員を務め、
また品川支部では同主旨の委員長を兼務しています。
昨今の新型コロナウイルス感染症問題は、
事業基盤が弱い中小・零細企業に甚大な影響を及ぼしています。
飲食や観光業などは早々に打撃を受けましたし、
製造業は4・5月になってからの受注減が顕著です。
経済規模こそ大きくないですが、日本の企業の99%を占め、
雇用面では大きな役割を担っている中小・零細企業の衰退は、
地域経済のみならず、日本経済の屋台骨を揺るがせかねないものであると言えます。
このような中、三村会頭が会合等で発言している姿をニュースでご覧になった方も
多いと思いますが、東商では恒例の政府・都・区への定期要望に加え、中小企業の存続、
そして雇用の維持に向けて、積極的に「緊急提言」をしています。
また支部では、増加している経営者様からの経営相談にフル動員で対応をしています。
見識ある中長期のビジョンを策定される経団連さんに比べれば、
地味な存在かも知れませんが、地域の声、足元の現状をキチッと捉え、
対処している商工会議所の活動を誇らしく思いますし、
その活動に参画をさせて頂いていることを光栄に存じます。
私自身の勉強にもなっていますので、これからも時間を惜しまずに取り組んでまいります。
6月の1ヶ月間の東京での感染者数は994人、緊急事態宣言が発せられた5月を
30人余り上回りました。経済活動の解除とともに、増加基調になってきています。
一部には、第2波が到来した場合、第1波と同様の対応でよいのか?
異次元の考え方が必要なのではないか?との意見もあります。
当社としては、急な変化にも柔軟に対応するために、
リーンでフットワークのよい体制を堅持してまいります。
同時に東商活動にも貢献をしてまいる所存です。
P.S.(写真コメント)
事前の議決権行使を賜り、ありがとうございました。また駆け足の総会運営で失礼をしました。
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