vol.46~東京オリ・パラ~
本多通信工業の佐谷です。
7月31日に第一四半期の決算を発表しました。
社長に就任して初の四半期赤字となりましたが、
為すべきことができたので手ごたえを感じています。
当社は、世の中の実需から遅行する傾向にある部品メーカです。
しかしながら、先行きが不透明な時期においては、実需との距離を如何に短くするか、
つまり実需に対してリニアに動ける“俊敏さ”が重要と認識しています。
具体的には、第一四半期は足元業績よりも、市場毎・お客様毎の状況を注視すること、
体質をリーンにすること、そして感度を高めることに努めてきました。
さて、1年延期となった東京オリンピック、パラリンピック。
新型コロナウイルス感染症へのワクチンや治療薬が未完成の中、開催を危ぶむ声どころか、
“中止、やむ無し”論が大きくなっています。
先日の東京都知事選でも、中止を主張する候補者も多くいました。
しかし、各国代表に決まったものの、国内での競技会も満足に開催されない中、
日夜、血のにじむような努力を自主的に行っているアスリート、そして感染対策を
万全にしつつ安全・安心な大会に向けて奔走している大会関係者を考えると、
“中止、やむ無し”論などを軽々に発するべきではないと思います。
真摯に活動を続けています。目標に向けて不断の努力を継続する姿はスポーツマンらしく、
コロナ禍で閉塞感のある今日にあって、清々しさを感じますし、会社も私自身も
そうありたいと思います。彼ら、彼女らを見守り、応援しましょう。
せめて否定だけはしてはならないと感じませんか?
P.S.(写真コメント)
コロナ禍で中小企業が喘ぐ中、経産省・中小企業庁だけでなく多くの省庁や経団連も賛同し、
“パートナーシップ構築宣言”が策定されました。
従来は、業界団体が賛同する形式でしたが、今回は個々の経営者が宣言・公表する形式
としたことが大きな違いです。私も早々に宣言を公表しました。社内に周知し、
実践してゆきます。社内会議で“パートナーシップ構築宣言”への思いを説明しました。
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